大型犬って大きくて存在感があって、癒されるイメージありませんか?実際大型犬のセントバーナードを飼っていますが、時に穏やかで優しく見守ってくれる存在です。
今回は私自身の経験をもとに、(超)大型犬を飼う前に必要だと思う準備や心構えについてお話します。
これから大型犬を飼う予定の方や飼いたいと思っている方のお役に立てれば幸いです。
大きさの変化への対応
言うまでもなく(超)大型犬なので大きくなります。
子犬の時期に利用するケージやサークル、室内で排泄する場合は室内トイレは大きくなるにつれて使えなくなってきます。
大きさを調節できるケージ、サークルを準備しておくと、体が変化しても対応できるので再度買う必要がなくなります。
大型犬はゆっくり大人になっていくので、体は成長してもまだまだ子供でしつけが完璧になるまでケージやサークルが必要になる場合もあります。
子犬の頃から大きすぎるケージを使うのも犬にとっては広すぎて落ち着かないなどデメリットもあるので子犬の成長に合わせて対応できるようにしておきましょう。
ちなみに私は、広さ調節可能なケージをサークル内に設置し、基本的に寝るケージの広さを成長に合わせて変えてました。
十分な広さの確保
大型犬を飼う上で大事なポイントです!
大型犬は室内でも屋外でも飼育できますが、できれば室内だと常に目に届く範囲にいるので安心ですよね。
室内で飼う場合は、ワンちゃんが自由に行き来できるオープンなスペースがあると理想的です。欲を言えばちょっと走り回れるくらいの広さがあったらいいですね。
ただ運動は屋外でさせるという方は、走って遊べるお庭などあればいいと思います。その為、飼育にはマンションより一戸建ての方が向いています。
ワンちゃんにとって毎日の適度な運動は必要です。悪天候の日もありますし、毎日お散歩やドッグランには行けないですよね。
大型犬はなおさら運動量も増えますし、走る歩幅も小型犬に比べて大きい!だから自宅に広いスペースがあればワンちゃんも快適に過ごせます。
大きめの車はマスト
これはヨゼフィーを飼った後に、切実に思いました。
やっぱりワンちゃん飼ったらと一緒にお出かけしたいですよね。
公園行ったり、ビーチ行ったり、ちょっと遠出のキャンプに行ったり。
子犬の間は全く問題ないですが、大きくなったら小さい車での移動は困難です。
私が飼ってるセントバーナードはメスで、10か月ほどで約60KGにも及びます。
ということで、車を買い替えました。Nissan Xtrail(中古ですが)
今ではヨゼフィーも私たちも快適に乗ってます(笑)
食費が高い
はい、よく食べます。
想像できる通り、小型犬に比べるとものすごく食べます。
餌の種類にもよりますが、ある程度栄養バランスの取れたドッグフードを与えるとなると価格も上がります。
セントバーナードは大型犬の中でも大きく、よく食べる方だと思いますが、3~4週間程度で約1万円くらいかかります。それに加えておやつ代も。
飼う前に餌の下調べをしておくことをオススメします!
ちなみにウチの子にはRoyal Caninを与えていますが、オーストラリアではブリーダーさんや獣医さんにとても推奨されているブランドです。
力が強い
これも身をもって経験しました。
大型犬はとても力が強い!
特にセントバーナードは超大型犬なので、引っ張る力が強いです。
そこで気を付けるのはお散歩です。しつけをするのはもちろん大事ですが、ワンちゃんはお散歩中に興味があるところに好奇心旺盛でどんどん行きます。本人はちょっと進むだけでも、ぐいっと体を持っていかれたり、全体重で勢いよく進まれると倒れるほど引っ張られます。
ここでオススメなのが、お散歩時に利用できる”チョーカーチェーン”。これでお散歩すると、犬がどんどん引っ張っていく力を抑制できます!
ある程度体力をつけて、できれば何かあったときに対処できるよう筋トレもオススメ(笑)
まとめ
実際に超大型犬を飼ってみて分かったことを5つ挙げてみました!
まだまだあるかと思いますが、私はこの5つは事前に知っておくべきで、安易に大型犬を飼って飼い主さんもワンちゃんも不快な思いをすることなく、互いに快適に過ごしてほしいと思っています!