昔からアルプスの少女ハイジみたいな大自然に憧れていた私ですが、ハイジに出てくる犬、ヨーゼフが大好きでした！あの大きくて、穏やかな、モフモフ感♡ いつか現実に飼いたいと思ってました。
色んな経緯があり、今ではオーストラリアで生活してますが、パートナーと話し合い犬を飼おう！ということで意見が一致。犬種については揉めましたが、なんと念願のヨーゼフ、セントバーナードを飼うことに！
ということで、オーストラリアでセントバーナードを飼う方法をお伝えします。
オーストラリアでセントバーナードブリーダーを探す
セントバーナードのような街中であまり見ない犬種は、ペットショップには滅多にいません。因みに経験上、ブリスベン周辺のペットショップでよくみる犬種は、ラブラドール・ゴールデンレトリーバー・スタフィー・ビーグルなどです。
その為、セントバーナードを飼うと決めたら直接ブリーダーさんに連絡するのが良いでしょう。
今ではSNSで探すこともできますが、ネット検索したらすぐに出てきます。
私が使ったのはDOGZ ONLINE、ここではオーストラリア全土のブリーダーさんが登録されています。同じ州から探すのが一番いいですが、他州から購入する方も珍しくはないです。他州だと車でピックアップしに行くか、送ってもらわなければいけないので、ワンちゃんの負担も考えると同じ州で見つけるのが無難かと。
オーストラリアのセントバーナード価格相場
セントバーナードは性別・毛並みに・マーク（模様）によって価格が異なります。毛並みはラフコート（ロング）、スムースコート（ショート）の２種類があり、ラフコートの方が高く、性別ではオスの方が高くなります。
ショードッグとして飼う方も多いので、マークも大事なポイントで、顔はいわゆるセントバーナードっぽい両目のマスクがきれいに出ていること、体のマークは何が一番良いとされているか正確にはわかりませんが、それによっても変わるようです。
一番高額なのは、オス・ラフコート・完璧なマークだそうで、価格はAU$5,000程、、高いっ！
メスはそれに比べると安くはなるようですが、メス・ラフコートでAU$4,000、オスのミスマーク（模様が変？）は同じくAU$4,000です。
私はラフコート希望でしたが、結果メスのスムースコートだったので、AU$3,500でした。（それでも高額。）
この相場はあくまで2020年での情報で、新型コロナウイルスの影響で価格相場は上昇中とのことです。
実際にセントバーナードを飼うまでの流れ
ここでは、実際に私がオーストラリアでセントバーナードを飼うまでの経緯についてお伝えします。
ブリーダーさんへ連絡する
まずはブリーダーさんへ連絡します。ブリーダー登録されていても現在ブリーダーお休み中なんてこともありますし、中々妊娠しないなどの事情もあるので、決めたらすぐに一件一件連絡することをお勧めします。運が良ければ、妊娠中で出産予定日も教えてくれますよ。因みに私の場合はそうでした。そこで、出産したら知らせてほしい場合はリストに名前を残してくれるので、名前・連絡先を伝えておきます。
デポジットを払う
ブリーダーさんから無事出産できたと連絡があるまではちょっとドキドキしますね。ワンちゃんの出産も何が起こるかわからないので、ちゃんと産まれてきてくれるまでは多少の不安もありました。
予定日くらいに、ブリーダーさんから写真付きで出産の報告が来ました！その時は、全部で９匹も産まれて、オス６匹にメス３匹でした。
ここで、本気で飼う気があるならデポジットを払います。デポジットを払ったら９匹のうちどの子かは確実に貰えます。しかもデポジットを払った順に選べる権利があるようです。
ただし、デポジット価格はトータルの１０％、価格については先に書きましたが、性別や毛並みによっても変わります。デポジットを払うときは、せめてメスかオスのどちらを希望するかは決めておく必要があります。毛並みは生後６週間以上たたないと判別できないようです。
デポジットは銀行トランスファーでOKでした。
実際に子犬を見に行く
ある程度子犬が育っていくと、ブリーダーさんにアポを取って実際に見に行きましょう。大体生後５～６週間くらいだと元気に動き回る様子が見に行けますよ！
その際にどの子を飼うか選ぶことができます。名前も決めていたら伝えておくとその名前で呼んでくれます。
私の場合はメスを希望していて、メスは全部で３匹、そのうちの１匹はブリーダーさんが飼うことになっていたので、残りの２匹から最初に選ぶことができました。
子犬を迎えにいく
子犬の引き渡しは生後８週間です。奥からモフモフの子犬がやってきました。もう可愛くてテンション上がりまくりです！！
その際、残りのお金を支払います。結果的に毛並みが正確に判明したのはこの時で、スムースコートだったので、価格はAU$3,500でした。
引き渡しの際にブリーダーさんに貰ったもの
- ２、３週間分の餌
- ブラッシング用のブラシ
- 餌入れ
- ぬいぐるみ
- 育て方についてまとめた書類
ブリーダーさんによっては違うかもしれませんが、参考までに。
まとめ
セントバーナードはあまり街中で見ない珍しい犬種の１つです。ただ、需要も結構あるようで、ブリーダーさんへの問い合わせも多いのだとか。飼いたい方はできるだけ早めにお問い合わせをしたほうがいいです。価格についてもブリーダーさんによっては多少違うと思うので、上記は参考までにお願いします。
