【海外移住】実際に海外で暮らしてみて感じる海外移住のメリット・デメリット

海外生活つぶやき
海外移住のメリット、デメリット
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小さいころから憧れていた英語、海外留学、海外生活!大学時代にオーストラリアへ正規留学を果たし、海外生活を経験しました!これを機に、オーストラリアへいつか永住しようと決意し、現在移住という夢を果たしたのですが、まぁ良いことばかりじゃない!ってことです(笑)

ジュリピちゃん
YuRi

海外移住はいいことばかりじゃない、移住して日本の良さがしみじみ分かることも!完全主観で感想をつらつら綴ってます。

興味がある方は読んでいってください。

 
 
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旅行・留学と移住は全然違う

まず、海外に行くって色々な理由が考えられますね。主に旅行・留学・移住があげられます。

全てを経験した私が理由を考えてみました。

旅行:自分発心で行きたくて行く、興味があるという心持なので基本的にポジティブな感情で良いところしか目につかない。
 
留学:期間にもよる。

短期:環境が合わずに嫌になるか、ちょうど楽しくなってきた時に帰国でいい思い出のみが残る
長期:学業がメインで、将来的に帰国することが前提なので、生活の複雑な部分には目を向ける必要がなく良いところのみを見る傾向がある。
 
移住:自分発心とそうでない場合も考えられる。ここに永住するという終わりのないプレッシャーがかかり、今までとは違う税金や保険、医療制度など目を向けなければならないことが増える。良いところだけでなく嫌なことも目につく。
 
移住は旅行や留学と違って、一時的ではないため背負うプレッシャーや覚悟も違います。その地で国民の一員として生活をしていくので、旅行や留学では関係ない見なくていいところにも目を向け、全てを把握する必要があります。それによって、今までステキに見えていたその土地でさえ、住みにくく感じることもあるのです。

海外移住のここがステキ

ここで、海外移住して良かった!と思えることにフォーカスします!

流行りのファッションを気にしない

日本人はとにかく流行に敏感なイメージがあります。春・夏・秋・冬で流行の服や靴が毎回新しくなり、メディアでも取り上げられるため、流行に敏感な人が多いですね。街中に出れば、ほとんどの人が同じような洋服を着ているのが目立つ印象です。

でも海外に行って思うのは、人それぞれファッションが違って個性を大事にしているということ。私はファッションには結構うとい部分があったので、海外での生活はとっても楽!

健康食品が手に入りやすい

特に欧米諸国の海外では健康を意識する人とそうでない人の差が激しいと思います。オーストラリアでも健康意識が高く、良く運動をする人は筋肉モリモリやとってもスタイルがいい人が多いです。一方で、ジャンクフードばかり食べて運動もしない人たちも多く肥満体型の人も多く見られます。

健康志向が高い理由として、色々なダイエット法の人に出会います。日本ではまだそれほど多くはないと思いますが、ベジタリアン・ヴィーガン・ペスカトリアンなど様々です。日常生活でもそれが浸透しており、一般的なスーパーでもベジタリアン用の食材や、グルテンフリーのものなど簡単に手に入ります。レストランでもベジタリアンの食事への変更など伝えると変更してくれます。

健康オタクには住みやすい環境です!

他国の料理が本格的

日本で食べる海外の料理は、日本人の口に合うように色々と手を加えられていると思います。例としてベトナム料理をあげますが、というのも私のパートナーはベトナム系のオーストラリア人です。日本でフォーを食べたくて何軒か行きましたが、どれもビミョーな感じでした。美味しいけど、本場は違う・・みたいな感じです。

私が住むオーストラリアで食べるフォーは日本の物と全然違いますね。

考えられる理由としては、多民族国家だからではないでしょうか。アメリカもそうですが移民がとても多いですよね。その為、それぞれの国の料理はより本場の味になっているのかと思います。

残業が少ない

日本人は働きすぎという言葉をよく耳にしますね。本当にその通りだと思います。もしかしたら海外でも韓国あたりは残業が多いかもしれませんが。というのも、以前韓国の会社に勤めていましたが、仕事量も多く、時間外労働も当たり前のような環境だったからです。

職種にもよりますが、日本に比べて海外は圧倒的に残業がないです。

ほとんどの社員が定時帰宅!本当にピッタリ!5時までだったら5時に会社を出ます。

だから旦那さんの帰宅が遅いってこともほとんどないんです。うちの旦那は4時半に終わり5時過ぎには帰宅するという考えられない速さ(笑)

家族の時間が持てるのですれ違いが減りますね。

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海外移住のここがイヤ

とはいっても、良いことばかりじゃない海外移住。次はネガティブな面も見ていきましょう。

医療制度

海外の医療制度で多いのがGPシステム。GPとは一般医でほとんどどの家庭でもかかりつけのGPがいます。どんな症状であっても(歯科以外)まずGPに見せなければいけません。その上でGPが専門医の受診が必要と判断した場合は、専門医を紹介されます。また検査やレントゲンが必要と判断した場合はまたその機関を紹介されるという仕組みです。以前、海外旅行保険関係の仕事をしてましたが、欧米諸国はほとんどこのシステムだったように記憶しています。

「え、面倒くさい。時間の無駄やん」って思ったのが正直な感想。

日本であれば、症状別に内科、耳鼻科、整形外科、婦人科など初診の段階で専門医を受診することができますね。また、検査も病院内で終わらせることができるので、病院へ行く日は1日お休みがあれば完了します。

海外の場合、

1.GP受診、結果レントゲンが必要と判断。

2. レントゲンを予約し検査に行く

3. 結果を聞くために再度GP受診、結果専門医へリファー

4. 専門医を予約し受診

もしお仕事をしている人であれば、少なくとも4日休みが必要になります!!
効率が悪すぎます。

保険制度

これはオーストラリアの場合の話になります。

日本の国民保険にあたるものとしてMedicareという制度があります。国民全員がもっている保険です。

ただし、日本の国保ほど優秀ではないんです。歯科や眼科では使えません。ただでさえ歯科は高額になりがちですが、保険が使えないという始末。

歯科でも保険を使うためには、別途プライベート保険へ加入する必要がありますので、その分保険料がかかります。

言葉の壁

これは海外移住において避けては通れませんね。

英語はまだ日本でも必須科目として勉強しますが、その多言語であればより大変だと思います。

実際生活を始めると、人によってアクセントが強かったり、店員さんが早口で聞き取れなかったり、医療用語、法律用語などなど普段は使わない用語がたくさんあり、自信を無くすこともあります。

こればかりは慣れて上達していくしかないですね。

緊急の時にすぐに日本に帰れない

海外移住をすると簡単に日本へ帰国できません。家族の緊急時に立ち会うことができないのも大きなデメリットですね。

航空券はすぐに予約できたとしても、お仕事の関係上お休みが取れなかったり、帰国するだけでも調整しなければいけないことがたくさんです。

特に今は新型コロナウイルスの影響で、帰国したくても帰国できません。帰国できるめども立たない状況です。この状況は本当に辛い。

これが海外移住のリアル・・・。

まとめ

海外移住は旅行や留学とは全然違うということ、ネガティブな部分もあるということをお伝えしました。海外生活キラキラ~なんてのはSNSの世界だけではないかと。(笑)

日本にも海外にもいいとこ、嫌なとこはある。どっちも含めてその国であるということですね。

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